NPO法人 南信州おひさま進歩 04年2月
<設立の趣意書より>
近年世界のいたるところで未曾有の大雨による洪水や少雨による砂漠化、極地の氷や高山・高緯度の氷河・氷床の融解などが頻繁かつ広範囲に発生しています。この現象は地球温暖化が大きな原因とされ、その影響は人的・経済的な直接の被害ばかりでなく、長期的には食糧不足、海水面の上昇、伝染病などの拡大、生物多様性への悪影響等々、様々なことが心配されています。これらの主な原因はわずか200年余りの間における、人類の営みのためのエネルギー使用の変化によるものとされています。
この問題を次世代に残さないためには、今行動を起こさなければ手遅れとなってしまいます。私たち一人ひとりが、脱温暖化に向けて足もとから主体的な活動を実践することはもちろん、この地域に生き、働き、暮らす人、事業者、行政が一体となってこれに取り組むことが必要です。
私たちは一人一人、また上記の三者らが連携して地球環境の保全に効果的な方法(省資源や省エネルギー・新エネルギー等)を学び、実践しながらそれを広め共に行動することを目的とします。
<エネルギーの地産地消を目指す>NPO法人の発足
01年9月 飯田市の太陽光発電の普及をさらに進めようと、市民を中心に「おひさまシンポジウム」が開催。一方、市の飲食店組合は、環境負荷低減のため廃食用油の適切な処理を求めていました。
環境問題で認識を一致する、この2つのメンバーが中心となり「エネルギーの地産地消で循環型社会を目指す」ことを理念に、04年2月16日設立総会を開き、「NPO法人南信州おひさま進歩」が誕生しました。
<さんぽちゃん誕生>
さんぽちゃんこの総会において、後に大活躍する当社マスコットキャラクター「さんぽちゃん」が初お目見えしました。
「一歩、二歩、三歩と着実に未来に向かって歩いていく」
という祈りを込めてこう名付けられました。
みどりが飯田の山、あおが飯田の空と川、
そしてオレンジが飯田の太陽を表しています。
詳しくはNPO南信州おひさま進歩