~地域木材は地域で活かす~
第1回南信州木づかいコンテスト
飯伊木材協同組合は、平成21年に地域木材関係者の皆様と「南信州木づかい協議会」を立ち上げ、地域木材に「環境」という新たな価値付けをすることにより、消費者や社会に広くアピールし森林産業の再生と好循環社会を目指し事業を行いました。
【構成団体】飯伊木材協同組合、飯伊森林組合、南信バイオマス協同組合
長野県下伊那地方事務所、飯田市、おひさま進歩エネルギー(株)
その一環として、南信州産の木材の幅広い利用を促進する『優良作品』の開拓。また、一般の方が森林産業の問題や関心を集めるよう、『南信州木づかいコンテスト』を開催しました。
一次選考では、飯田市役所やりんご庁舎などにおいて、一般による投票が行われ全26作品の応募の中から10作品が選出され、飯伊森林組合にて最終選考が行われました。
最終選考では、各々5分間のプレゼンテーションを行なわれ3人の審査員が審査、どの作品もとてもすばらしく審査に苦慮されました。
選考の結果、総合最優秀賞に地域木材の幅広い利用促進を基準に、捨てれられてしまうような端材を活用し、世界に一つしかない本立てを考案した、「びっくり工房杉浦さん」 【燃やされてしまうような端材を使ったシンプルな本立て】が選出されました。
最終選考の結果と各受賞者は、以下の通りです。
○総合最優秀賞: 杉浦恒雄(びっくり工房) 【シンプルな本立て】
○建築部門優秀賞: 有限会社 金澤建築 【地域の木材をふんだんに使用した建築物】
○その他、仕組、アイディア部門優秀賞: 飯田市立千代小学校 【みんなで遊べる千代っ子の森】
○審査員特別賞: 加藤静昭 【組木絵】
総合最優秀賞:びっくり工房 【シンプルな本立て】について
第1回コンテスト:入賞作品はこちら 最終選考の応募作品