おひさま進歩エネルギー株式会社

　おひさまグリッド３㈱におけるプロジェクト「メガさんぽおひさま発電所」の開所式が６月１８日に、このプロジェクトで設置した南信州における１５施設の中で最も大規模の飯田市桐林のオムロン飯田第２工場にて開かれました。
オムロン飯田第２工場


　式典には、１５施設の代表者や行政関係者、施工業者の方々が出席され、おひさま発電所の看板授与式と工場屋根上の太陽光パネル見学会が行われました。
看板贈呈 （さんぽちゃんも駆けつけました）
パワーコンディショナーの見学および説明

工場屋根上へ

工場屋根に設置された太陽光パネル見学会

　「メガさんぽおひさま発電所」プロジェクトで設置した発電所の容量は１５施設で約９５０ｋｗ、予想発電量は年間９８万ｋｗｈ、ＣＯ２削減効果は５０００ｔ程度と予想しています。７月中には１５施設全てで発電が始まる予定です。

　オムロン飯田第２工場の屋根には、１枚1.5ｍ×99㎝の太陽光パネル２，３３６枚が設置され、発電した電気はパワーコンディショナーで直流から交流に変換されて電柱につながります。発電量は５０２ｋｗ、年間予想発電量は５０万６５００ｋｗｈと１５施設の中で最大規模となります。

南信州における【メガさんぽおひさま発電所】を構成する１５施設は以下の通りです。
①オムロン飯田第２工場（飯田市）　502.2ｋｗ
②高森中学校（高森町）　44.1ｋｗ
③南原苑（飯田市）　37.6ｋｗ
④あゆみ園（飯田市）　38.7ｋｗ
⑤あふち保育園（阿智村）　27.6ｋｗ
⑥メゾン天竜Ａ．Ｂ（飯田市）　15.2ｋｗ
⑦明星学園第二東館（飯田市）　23.9ｋｗ
⑧売木村農業集落排水施設（売木村）　17.3ｋｗ
⑨うるぎふるさと館（売木村）　35.0ｋｗ
⑩たまゆらの丘（飯田市）　36.5ｋｗ
⑪アップルキャブ（飯田市）　43.0ｋｗ
⑫飯田自動車学校（飯田市）　11.6ｋｗ
⑬健康センターあさぎり（高森町）　27.1ｋｗ
⑭飯伊森林組合製材工場（喬木村）　41.3ｋｗ
⑮豊丘村スポーツ館（豊丘村）　46.4ｋｗ
合計　947.5ｋｗ


　開設記念式典は、オムロン飯田第２工場からの売電が始まったのに合わせて開かれました。
　オムロン飯田の仲田克史社長は「これまで取り組んできたＣＯ２削減活動に加え、太陽光発電により再生可能エネルギーの生み出し、エネルギーの『地産地消』に貢献できることを喜ばしく思う」とあいさつされました。
　弊社代表原は「１０年前に始まった市民出資を活用した市民共同発電所の数は、多くの自治体や民間企業、個人住宅などの協力を得てすでに２５０カ所を超えた。今回のプロジェクトでは、１５施設の屋根を借りて２０年間にわたり発電事業を行う。単に屋根の貸し借りをする関係ではなく、再生可能エネルギーを普及し、地域を元気にするプロジェクトの大切なパートナー。信頼関係が生まれて初めて成功する」と語りました。

　全国の出資者の方々、飯田市をはじめとする自治体や関連企業の皆様のご理解ご協力のおかげでプロジェクトを順調に進めることができています。

ありがとうございました。





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